インフォームドコンセントについて

医療の世界で手術前にリスクをご理解頂くために取り交わす文書ですが、害虫駆除にあっても重要な役割を果たします。
お客様から「作業の内容が約束と違う。」「いつ終わるのか判らない。」「作業後に薬剤臭が残った。」「終わったと云われたがまだ被害がある。」「費用の根拠が判らない。」等の苦情を頂くことがあります。
これは、当初の作業計画・目論見が適当でなかった、事前説明が充分でなかった、例え善意によるとしてもご了解を頂くことなく計画を変更してしまった等事業者側の配慮・努力不足が原因と考えます。難敵を相手にお付き合いも長く、費用も決して安くありません。
とりわけネズミ・トコジラミは駆除が困難で、作業は複数回に渡り、何をもって完了とするかの判断が難しく、お客様が期待される結果、処理の方法、お値段について御提案・お見積りの根拠を事前にご理解頂き認識を共有することが重要です。
そこで、医療用の様式を参考に「害虫駆除のためのインフォームドコンセント」を作成致しました。
まず、対象とする生物の生態を簡単にご説明します。そしてどこにどの程度の生息があるか、状態を「深刻」「中程度」「経度」に評価します。
これをご理解頂いた上で、採用する防除方法、使用する薬剤、見込まれる作業回数 日程、環境改善のためお客様にお願いする事項について御説明し、「この状態に至ったら完了とする。」状態と想定される不都合をお示しします。
これにより、費用の根拠をご理解頂き、少ない回数、適正な価格で良好な結果が得られると確信しております。
この文書は、公益法人「日本ペストコントロール協会」も推奨しております。

害虫駆除のためのインフォームドコンセント